2012年5月30日水曜日

前回の自由作文のコメント

このクラスはすでに4格の形(男性単数以外はすべて一格と同じ)を学びましたので、

私には兄(姉、弟、etc.)がいます。Ich habe einen Bruder. Ich habe eine Schwester.
Ich habe drei Schwestern. (姉妹3人います。)などとIch habe の後に4格をつかいました。

例えば、
Ich habe eine Schwester. Sie ist siebzehn Jahre alt und (ist) noch Schülerin.
Ich habe zwei Brüder. Akira ist 28 und arbeitet bei einer Firma und Hirosi ist 22 und studiert in Kyoto.

などきょうだいの年齢と職業を書いている人もいました。Schwesterだけでは姉か妹かは判断できません。Bruderも同様に兄か弟か判断できません。

さらに祖父母について書いている答案もありました。

Meine Großmutter ist 78 (achtundsiebzig) und reist gerne ins Ausland. (祖母は78歳で、外国旅行がすきです。)

あと、ペットも。

Ich habe einen Hund. Er ist anderthalb Jahre alt. (犬を飼っています。犬は一歳半です。)

Ich habe Schildkröte. (カメを飼っています。)

などもありました。

さらに家族や親せき、友人について述べる練習をしましょう。

次回の授業では、旅先から友人に絵葉書を送る練習をします。どこの街から書くか、ちょっとインターネットで調べてみましょう。

次に第6章に入ります。


キャンピング場に休暇で来ている2家族の絵をよく見てください。すでになにがしか彼らについて述べられますね?



余裕があれば、”Menschen"という最新教材のDVDを少し見ます。

なお、「格」、「語順」などに関しては資料を掲載しておきましたので、ダウンロードしておいてください。



この下の「授業用資料」の中に「配語法コーナー 辞書コーナー-1.doc」があり、そこに格について最小限の説明を入れてあります。


2012年5月23日水曜日

2012年5月22日火曜日

ドイツ語の入力方法について


ドイツ語の入力の仕方について。

キーボードをドイツ語配列にすればできますが、キーボードの配列が日本語や米語とかなり異なるので覚えるのに少し苦労するかもしれません。

それに対し、US-Internationalを使えば、ウムラウトやエスツェットをひとつ余分にストロークすることで入力できます。

以下のリンク先を見て、できればキーボード配列表を作って手元においてください。

US-International
http://en.wikipedia.org/wiki/Keyboard_layout#US-International

German
http://en.wikipedia.org/wiki/Keyboard_layout#Germany_and_Austria


2012年5月16日水曜日

前回のリスニング・冠詞類・数字

動詞の人称変化、冠詞類の変化などが出てきて、少しずつ難しくなって来ました。

前回のリスニング、完璧な(綴り字、句読点、語形変化すべて正確な)答案を提出されたのは7名でした。

1.  Eine Reporterin macht ein Interview.

2. Die Menschen lachen und winken.

3. Seine Freundin kommt bald.

1.はほぼ全員書けていました。

2. はなぜか、Die Menschen lacht* und winken. (*誤り)

という答案が多く不思議に思ったのですが、教科書S. 12-2gに

"Ein Mädchen lacht." という文があったからでしょうか?

主語は die Menschen(「人間」の複数形)なので動詞は lachen, winken です。
Menschen をMädchenと聞き違えた人もいました。

3. 「彼の」は seine です。"sine"ではありません。またFreundinが女性なので、sein ではなく、seineです。


これらの冠詞類については次回詳しく学習します。なお冠詞類の説明はひとつ前の授業用のブログにありますので参照してください。



文を書く時は、名詞については性と数をまず現段階では考えてください。動詞は主語が単数か複数か、何人称なのかの点を必ず確認してください。教科書の例文を無条件にうつさないように。



ところで、複数形を作る練習問題がありますので、よろしければ自己テストしてみてください。

http://www.hueber.de/shared/uebungen/lagune/fset.php?Volume=1&Lection=1&Exercise=2&SubExercise=1&Kurs=&Page=&idonParam=

これ以降、数字について詳しく学びます。/すでに1-10は暗記で言えますか?
S. 9を参照してください。10-100まの数字はS. 22にあります。

しばらく数字と格闘してください。数字の聞き取りは難しいですよ。

2012年5月9日水曜日

先週のリスニング・冠詞類(否定冠詞・所有冠詞を含む)

前回のリスニングは大変良くできていました。

1. "Frau Nolte, bitte zur Information!"
    ("Frau Nolte bitte zur Information.")

2. Auf Wiedersehen!

3a. Das ist ein Geldautomat.
3b. Das ist der Geldautomat.

1. Information のIがまだ小文字の人、名詞の頭文字は大文字です。

3. 私は3a. のように文を読んだつもりだったのですが、なぜかほとんどの方が3b. の通りに書いておられました。これはもしかすると私の読み間違いかもしれません。

ついでなので、3a. と 3b. の違いを書いておきます。

3a. の場合はGeldautomatの前に不定冠詞男性形 ein が、3b. の場合は定冠詞男性形 der がついています。

不定冠詞がついた場合は、「それは何か?」ときかれて、聞き手にとってはじめて登場するもの、未知なものを「紹介」する答えになります。「紹介の不定冠詞」とでも呼んでおきましょう。

定冠詞がつくと、聞き手にはすでにその物に関する知識があって、「例の~だ。」と答えることになります。ですから、3b.のように言うと、「それは(ほらさっき話をした例の)ATMです。」というニュアンスになります。

次回の授業では、もう少し詳しく定冠詞、不定冠詞の形および使い方について学びます。

S.16では、不定冠詞(男性・中性:ein, 女性:eine)の前に k- がついたり、m-, d-, s-
などがついたkein/keine, mein/meine, dein/deine, sein/seine 等についても学びます。
kein/keineは否定冠詞で、 Das ist keine Uhr. と言えば、「それは時計ではない。」とeine Uhrを否定します。


Das ist meine Uhr. (それは私の時計だ。)
Das ist deine Uhr. (それは君の時計だ。)
Das ist seine Uhr. (それは彼の時計だ。)

などをひとまとめに覚えてしまいましょう。実はこの「君の」や「私の」は前回見たビデオに出て来ていたのです。今回は所有形容詞を意識してきいてみましょう。

ところで、不定冠詞に複数形はないが、否定冠詞や所有形容詞のあとの名詞が複数形の時はどう言うか? それは授業で説明します。

それから、受講者のみなさん、授業には辞書と文法の教科書(文法の教科書は担当の先生によって異なりますが、全く問題ありません。)を持参してください。